三浦半島のライトルアーフィッシング

逗子を拠点とするアングラーの、三浦半島ライトルアーフィッシング(メバル・アジ・カサゴ等)ブログです。

東京湾アジング 2019年9月1日

昨年以来アジングの楽しさにどっぷりハマってしまい、今シーズンは「まだか、まだか」と週末のアジチェックに余念がない。

8月は、三崎、葉山周辺、東京湾大黒・磯子・横須賀エリアなどをチェックしていたが、アジは釣れずにいた。横須賀や大黒ではサビキでアジが釣れているのは目撃できたが、サイズが小さく、また群れが大きくないからかジグ単(ジグヘッド単体の仕掛け)では釣れない状況が続いていた。

そんな中、引き続きアジを求めてポイント探索。
今日はQ湾口に位置する常夜灯のあるポイントへ。潮が効く湾口の、しかも明かり周辺というロケーションの良さから、かねてより行ってみたかったポイントだ。

ポイントへ着いて水を見ると、軽いささ濁りでアジを釣るのに好条件な色。水深も少なくとも4-5mはありそうだ。
手早く探るため1.2gジグヘッド+ベイトブレスのNeedle(カラー:薄黄色の透明、小さなラメ入)を投げる。表層→中層と探るが、当たらない。

次にボトム。時折ロッドティップを軽く跳ね上げてはステイ。アクションも控えめにしてみる。

すると、ステイ中にアタリ!

一瞬カサゴかと思ったが、手前に来て鋭いツッコミ!この引きは、アジ。

上がってきたのは18cmのナイスなアジ。豆アジ中心のこの時期にこのサイズは面白い。


引き続きボトムの釣りをして数匹連発。
魚のコンディションも良く、ファイトが楽しい。


しばらくするとボトムで当たらなくなったので、少し層を上げて10カウントの深さを釣る。チョンチョンアクションから軽くロッドをさびくと・・・

釣れる。笑

その後も、10カウントレンジとボトム、そして釣れる位置も遠目から近目と変化が見られたが、20:20-21:15で7匹の釣果。
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初秋のアジングを堪能!


タックル
リグ:1.2gジグヘッド+ベイトブレスNeedle
ライン:フロロ2lb
ロッド:アピア レガシーsc 63uls エアースティンガー
リール:シマノ ストラディック c2000s


(メモ:この日の2日前にも、磯子エリア湾奥のナトリウム灯が照らすポイントでアジ9匹をゲット。こちらのサイズは一回り小さい16-17cmくらいだったが、東京湾各ポイントでアジングシーズン開幕の予感!)

チニング

最近の逗子は南風が強い日が多く、釣行を躊躇ってしまうことが多かったが、今日は久々に穏やかなので出撃。

 

昼過ぎから、最近50cmアップも含むクロダイが多数見える田越川河口へ。

 

偏光グラス越しに水中を見ると、やはり、いる。

15cm程度のカイズクラス多数、25-30cmクラスも群れをなしており、時折40-50cmのランカーサイズも見える。

 

ぶっこみ仕掛けに青イソメをつけ、投入。

 

 

青イソがフグの猛攻を受け、着底前に餌が取られている模様。

フグと格闘しながら20時頃まで粘ったが、結局チヌは釣れず。

 

25cmくらいのキスが1匹釣れたが、これはリリース。

 

日暮れ前に潮が下げ潮に変わってしまった。

 

ただでさえ水深が浅いエリアだけに、下げ潮は厳しかったのかもしれない。

 

次回は、夜に上げ潮のタイミングで挑戦してみたい。

 

 

 リグ:ぶっこみ仕掛け + 青イソメ
ライン:フロロ 12ポンド + ハリス フロロ12ポンド
ロッド:アブガルシア ワールドモンスター WMCC-654M MGS
リール:アブガルシア ディサイダー7

 

 

 

 

 

海外のタックル

海外で暮らすとひしひしと感じるが、シマノ、ダイワ等を筆頭に、日本メーカーの製造する釣り道具は、世界的に高品質であるとの評価を得ている。メジャークラフト等の、国内では比較的リーズナブルな価格帯に位置するメーカーの製品でさえも、海外(例えば欧州)では十分高級なものであると認識されていると感じる。

つまり、日本の釣り人はこういった高品質な釣具を気軽に手に入れられる点で、世界的に見ても非常に恵まれた状況にあると言える。

しかし逆に、様々な釣具についてのレビュー等をみるに、あまりに高品質な釣具に囲まれすぎた結果、場合によっては過剰に道具への要求をする傾向もありはしないだろうか?

例えば、リールを取り上げれば、実釣性能とはかけ離れたような巻心地を求めたり、わずかな飛距離や操作性の差にこだわったり、塗装など仕上げに過度に辛口であったり、といった例が見受けられる。

もちろん、バスフィッシングの本場アメリカ等のレビューを見ていても、巻心地を始めこれらの項目についての意見は存在するのだが、概してその要求水準は日本人よりも低いと感じられる。つまり、道具として実釣性能を満たしていればそれで良し、という程度の基準である。

このようにアメリカ人は性能に対してはほどほどアバウトな要求水準である一方、価格にはシビアであると感じられ、value for money (コストパフォーマンス)という表現がレビューでも非常に多く見られる。そして、例えばベイトリールを挙げると、アメリカのメーカーでは100ドル前後の価格帯のベイトリールラインナップが非常に充実しており、この価格帯がボリュームゾーンである。こういったリールは仕上げ等細かな部分では簡素さは見られるものの、実釣性能は十二分に満足いくものである。

アメリカメーカーでは例えば、アブガルシア(元来スウェーデンのメーカーだが、現在アメリカ資本傘下)、フルーガー、ルーズ、クァンタムといった有名どころがあるが、どこも同様のボリュームゾーンを有している。例えば、アブガルシアのレボxと、ルーズのスピードスプールflsは、ともに100ドル前後の、ガッツリライバル関係にあるモデルであり、アメリカでの評価も非常に高い。

そして実際、私もアブガルシア、ルーズ、クァンタムについてはこの価格帯のリールを取り寄せて使用してみたが、どれも操作性、キャスタビリティ、剛性感等において満足のいくものであった。


対して、日本の市場をみるとどうだろう。大手メーカーでは、1万円未満の入門モデルはあるが、1万円前後のラインナップは少なく、一気に2万円程度のモデルに飛んでしまう傾向にある。2万円程度のリールですら、しばしば中級機種という呼ばれ方をされ、レビュー等でも「中級機種の割には〇〇」「安い割には〇〇」といった意見がよく見られる。

個人的な意見を言えば、2万円のリールで安いという感覚は全く無いし、それどころむしろ高いとすら感じてしまう。

こういった比較からも、日本人の釣具に対する辛口な傾向が見て取れるだろう。

決してどちらが良くてどちらが悪い、という話ではなくあくまで国民性や文化の問題であろう。しかしながら、日本の閉じた市場の中で釣具を考えるだけでなく、本場アメリカ等海外にも目を向けることで、また新しい視点で釣具さらには釣りの世界を眺められるのでは、と感じるが、いかがだろうか。

バス釣り@霞ヶ浦

今日(4/21)は本拠地の逗子を離れて、霞ヶ浦バス釣り

今でこそ海のルアー釣りメインになっている筆者だが、元々ルアー釣りにハマったのはバス釣りがきっかけだった。霞ヶ浦には時々足を運んでいる。


逗子から電車を乗り継ぎ、2時間強で土浦駅着。
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徒歩での釣行なので、土浦旧港、桜川辺りが今回の対象エリアとなる。


まずは、駅至近の超メジャーポイントである土浦旧港からスタート。

スポーニング(産卵)後のスローなバスを想定し、スモールラバージグ(スモラバ)を結ぶ。

水深のあるポイントなので、魚はどの深さにいるか分からない。

表層へスモラバを入れ、1点で細かくシェイク。反応が無ければ、30cmほどさらに沈め同様にシェイク。スモラバがボトムに到達するまでこれを繰り返す。

第2投目。1.5メートルほどスモラバを沈めて1点シェイク中に、モゾッ、と押さえ込むような感触。

スウィープに合わせると、良い手応え!
12ポンドラインなので、一気に浮かせて抜き上げた。

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41cm 11:45 @土浦旧港の最奥角

41cmのナイスバス。幸先の良いスタート。



同様の方法で、港内の目ぼしいピンスポットを手早く打ったが、後は続かず。早々に桜川へ移動。

実は、今回メインエリアに考えていたのは、桜川の左岸なのだ。この時期、左岸は風表になり、おそらく魚に口を使わせ易い。

現場に着くと、やはり良い感じに風が当たっている。アウトサイドベンドで周囲より水深が深い辺りで、引き続きスモラバを試す。が、反応がない。さらに3/8ozスピナーベイトも試すが、こちらも不発。


今度は、水深は1mほどだが、橋の下でシェードになっているポイントへ。

倒れた葦にラインを引っ掛けてスモラバを中層シェイクすると・・・。

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43cm 13:55 @桜川左岸

体高あるグッドコンディションのバス。
ファイトもパワフルでよく引いた。



引き続き川の同サイドにある木のシェードにスモラバをチョウチン釣りで投入していくが、後は続かず。霞ヶ浦はバスの個体数が減っているとの情報も耳にする。良いスポットだからといって、必ずしもバスがついていないケースも多いのかもしれない。


大分疲れてきたので、休憩も兼ねて移動し、風の当たっていない対岸もスモラバとスピナーベイトで流したが、何となく生命感なく釣れる気がしない。


まったりした午後の時間が過ぎ、いよいよ夕マズメ。

桜川のウィンディサイドで、目ぼしいピンをスモラバで一通り打ち直した後は、スピナーベイトで活性の高いバスを狙う。

水深50cm程度のシャローに竹が入っでいる。スピナーベイトが竹に当たってヒラを打った次の瞬間、キラキラ回転していたスピナーベイトのブレードが見えなくなり、手元に重みが伝わる!

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35cm 17:18 @桜川河口左岸 
35cmのプリバス。

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釣れたのはこんな場所。

もう桜も散って久しい時期だが、このサイズのメスはこれから産卵する個体もいるようだ。


快晴、風2-4m/s、最高気温は27℃まで上がった初夏を思わせる気持ちの良い日に、コンディション抜群の魚3匹をゲットでき、大満足の1日だった。



リグ:2.7gスモールラバージグ(PDLミニラバB.F.S.) + クロー系ワーム(フレーク 3''ロブスター レッドペッパー) & 3/8oz スピナーベイト(ダミキジャパン シャレード)
ライン:フロロ 12ポンド
ロッド:アブガルシア ホーネットスティンガープラス HSPC-662M MGS
リール:Lew's Laser Pro Speed Spool SLP

○メモ
・スモラバは、一気にボトムまで沈めるのではなく、シェイクしながら徐々に落としていくことで魚の反応が変わる気がした。
・釣り場であったアングラー(釣り人)の話では、霞ヶ浦はレッドカラーに反応が良いことが多いらしい。あと、フィールドの広大さはと裏腹に、バスのエサになるベイトが概ね小さい(エビ、シラウオ、ワカサギ)ため、小さ目・繊細なルアーやワームが有効なことが多いらしい。

夕食の食材調達

13日は職場の飲み会があったが、あまりに穏やかで気持ち良い気候に我慢できず、飲み会の後に釣行した。

都内で飲み会が終わったのがPM11時頃。そこから逗子まで帰って準備をして、やっと出撃できたのがAM2時だ。

 

大潮の上げのタイミングということもあり、活性の高いメバルに照準を絞って、バスデイのS.P.M.75とストームの4cmシンキングペンシル(フラッタースティック40)でテンポ良くランガンしていく。

 

基本的にS.P.M.75を投げ、ショートバイトがあったポイントにはフォローでフラッタースティック40を投げていく。

 

結果、サーフにテトラと岩の入っているポイントで17~18cmのメバルを2匹と、

サーフに小さな流れ込みが入っているポイントで約20cmのメバル1匹をキャッチすることができた。(実はこの流れ込みポイント、少し前に尺メバルと思われる魚をバラシている場所。サーフでメバルが釣れるというのは、自分の中では常識になりつつあって、特に流れ込みなど変化がありエサが集まりやすい場所は狙ってみる価値がある。)

 

魚の反応もあり、まさに春の穏やかで心地よい気候の中楽しかったが、気づけば空が明らみ始めた。

仕事の疲れもあり、ここでストップフィッシング。

 

 

 

翌日以降、週末の逗子は南風が強く(5~10m/s)中々釣りに出られなかった。

土曜は釣りに行かず家の掃除や道具の整理をして過ごし、日曜はやっと午後から少し風が収まったので釣りに出た。

実は、金曜夜に釣ったメバルを1匹持ち帰っていたので、今夜の夕食用にもう1匹欲しい。

 

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逗子の海は風が吹くと思った以上にうねりが入ることが多いが、釣り場へ向う途中海を見ると、大分穏やかだ。

 

 

ポイント着。

穏やかに見えたとはいえ、やはり水がかき回されて普段より白っぽく濁っている。

 

とりあえずストームの4cmシンキングペンシル(フラッタースティック40)を投げてみる。

が、濁りのせいか、表層では反応がない。

 

しばらく投げていると、岸際のピックアップ寸前で「コンッ」とショートバイトがあった。

 

タックルを変えて、今度は1gジグヘッド+ワームで同じ場所をゆっくり引いてくる。

すると・・・。

 

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約20cmメバル 19:25 大潮・下げ

 

岸際に潜んで獲物を待ち伏せていたかのように、一気にアタックしてきた。

ベッタリ障害物に張り付いていたのは、濁りの影響もあるかもしれない。

 

めでたく食材も調達できたので、ストップフィッシング。

 

 

 

 

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下が金曜夜に釣った魚(赤メバル)、上が日曜夜の魚(黒メバル)。鱗を取ってもなお、鰭の色など大分違う。

 

 

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食材を入れて。

 

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完成。

 

○タックル

リグ:バスデイ S.P.M.75
ライン:ナイロン 12ポンド
ロッド:フェンウィック イーグルEA86M-MFC-2
リール:アブガルシア レボSX (1st generation model)

 

リグ:ストーム フラッタースティック40
ライン:フロロ 8ポンド
ロッド:ジャクソン オーシャンゲートベイトフィネス JOG-608L BFSW-B
リール:アブガルシア レボLT6 

 

リグ:エコギア メバル職人 パワーシラス2inch ピンクグロウ +ジグヘッド 1g
ライン:pe0.3号 6ポンド + リーダー フロロ6ポンド
ロッド:ブリーデン グラマーロックフィッシュ TX78M
リール:アブガルシア レボALX 2000SH

 

 

 

 

 

タックルセッティングの適応力

ベストなタックルセッティング(ロッド・リール・ライン等道具の組み合わせ方)とは何だろうか?


特定の対象魚や状況に特化したタックルか?はたまた、どんなデカい魚が掛かっても安心な豪腕タックルか?極力多くの対象魚や状況に対応可能な汎用タックルか?多少使い難くても味わい深いヴィンテージタックルか?

上記の問いは、少なからず真剣に釣りをやり込んだ釣り人なら、一度は頭を悩ましたことのあるテーマかもしれない。


私もその一人だが、個人的には、全ての釣り人に当てはまる絶対的な答えはない、と思っている。

全ては各釣り人のスタイルによると思うからだ。
(そもそも、魚を多く釣ることよりも、たとえ釣れる数は減っても自分の好きな釣り方で釣ることに価値を見いだす人もいるだろう。)


従ってここで書く内容は、あくまで魚を釣るための、一釣り人としての私なりの考えであるからして、その点お含みおき頂いた上で、以下読み進めて頂きたい。



さて前述の問いについて私なりの解を書く前に、まず最初に、私なりの釣りスタイルについて簡単に述べておきたい。

前提として私は魚釣りには、2つの主要なステップがあると考えている。それは、①魚の居場所を見つけること、②見つけた魚に口を使わせること、の2つだ。

この2つのステップのうちでも私は特に、①魚の居場所を見つけること、を特に重視している。

というのも、魚のいない場所でどれだけ丁寧な釣りをしても魚は釣れないのであり、逆に、ざっくりと広く浅く展開する釣りで(たとえ魚を釣り上げられなかったとしても)何らかの魚の反応さえ得られれば、魚がどこにいるか知ることができ、あとはその魚のいる場所を丁寧に釣ればよいだけである。

こういった理由から私は釣りにおいて、まずは広く浅く探って魚を探ることを常に意識している。そしてそのためには、機動力を損なわない少ないタックルで極力多くのリグ(ルアーやワームのこと)を使えることが大切になる。できれば1つのタックルだけを持って釣り場を歩き回って魚を探したいと考える。加えて海釣りの場合、相手をしてくれる魚は一種類とは限らず、むしろ、その時々に釣り場に入っている魚を臨機応変に狙っていくほうが楽しめることも多い。そのため、少ないタックルで極力多くのリグに対応できるだけでなく、極力多くの魚種にも対応できることも大切となる。


ここでやっとこの記事の最初に書いた疑問「ベストなタックルセッティングとは何か?」に答えるならば、私にとってベストなタックルセッティングは、極力多くの対象魚や状況に対応可能な汎用タックル、ということになる。


皆さんはどうだろうか?
















 

プラグの釣り(メバリング)

今日(2/3土)は逗子の自宅から自転車を走らせ、三浦半島西岸の某漁港へ出撃した。

30分ほど自転車を漕ぐので、なかなか良い運動だ。

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釣り日和。

17時前に現場に着いた。

天気は快晴微風。寒さもここ最近の寒波からすると大分和らぎ、これは釣り日和。

潮回りも良い。この時間がほぼ満潮で、深夜にかけて一気に下げる。

 

 

準備を済ませ、早速釣り開始。

まずは夕暮れを眺めながら、漁港内の小サーフにシンキングペンシル(バスデイ S.P.M.75)をキャスト。

キャストごとに立ち位置を変えながら、小サーフをくまなく探っていく。

 

 

 

特に反応もなく、日も暮れたので、移動。本命ポイントの突堤へ。

 

この突堤は先ほどの小サーフから突き出しているのだが、突堤を境に反対側はゴロタ浜になっており面白い。さらにゴロタ浜側には、浜辺の建物から強めの照明が当たっており、いかにもメバル場という感じになっている。

 

ゴロタ浜側の明るいシャローにS.P.M.75をキャストし、表層~中層を巻いてみる。シャローとはいえ、まだ潮が高いタイミングなので水深は2~3mほどある。良い感じだ。

(シャローは、潮がある程度高いタイミングの方が良いことが多い。)

 

 

しかし、広く探ったが反応がない・・・。

リグを0.9gジグヘッド+ワームに変更したが、こちらもダメ。

 

 

今度は突堤の先端へ。

ここは明かりは届いておらず、突堤基礎とその周辺に海藻が生えているポイント。水深もこの辺りでは一番深いと思われる。

 

立ち位置から広く扇状にS.P.M.75を投げ、表層をゆっくり引いてくる。

ここで下げ潮の流れが効いてきて、流れに乗せて漂わせるイメージを持つ。

 

すると、ひったくるような強烈なバイト!

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メバル25cm (2018.2.3 7:20pm 中潮 下げ潮 三浦半島西岸の某漁港)

 

メバル25cm。

 

ワームに比べて、なぜかシンキングペンシル(略してシンペン)へのバイトは、ひったくるような強烈なバイトのことが多い。

この魚はバイトだけでなく、ファイトも40cmくらいのシーバスかと思うほど強烈だった。

 

写真では分かりづらいが、体高がものすごく高く、コンディション抜群の魚だ。

 

 

2匹目を狙い引き続きキャストするが、反応はなくなってしまった。

ポイントが比較的小場所ということもあり、このサイズのメバルが群れでいることはないのか・・・。

 

 

シンペンの釣りはこれで終わりにして、最後に0.9gジグヘッド+ワームで突堤際の海藻付近をタイトに探って、約20cmのメバルをキャッチ。

 

この魚を無事リリースして納竿となった。

 

 

〇メモ

納竿後にライトを照らしてみたところ、25cmのメバルがヒットしたスポットはちょうど突堤基礎の角の少し沖側で、海藻も良い感じに絡んでいるスポットだった。突堤基礎の角という地形的変化+海藻+突堤先端の潮通しの良さ+水深、という4つの要素を備えたA級スポットを、1匹の良型メバルが独り占めしていた可能性がある。

 

 

○タックルセッティング1

リグ:バスデイ S.P.M.75
ライン:ナイロン 12ポンド
ロッド:フェンウィック イーグルEA86M-MFC-2
リール:アブガルシア レボSX (1st generation model)

 

○タックルセッティング2

リグ:エコギア メバル職人 パワーシラス2inch ピンクグロウ +尺ヘッドR 0.9g
ライン:pe0.3号 6ポンド + リーダー フロロ6ポンド
ロッド:ブリーデン グラマーロックフィッシュ TX78M
リール:アブガルシア レボALX 2000SH