三浦半島のライトルアーフィッシング

逗子を拠点とするアングラーの、三浦半島ライトルアーフィッシング(メバル・アジ・カサゴ等)ブログです。

新春の三浦メバリング②

今回は、前回の「新春の三浦メバリング①」に続けて、良型メバルの釣り方について考えてみたい。



前回の記事で、闇磯のボトムで29cmメバルが出たことを紹介したが、その経験を踏まえ、次の釣行でもボトムを意識した釣りを展開してみた。

2018.1.20 1:30am頃。 中潮の上げ始め。今回は友人3人との釣行。3人ともメバリングは初めてなので、是非釣ってもらいたいと思い、実績場所をチョイス。三浦半島先端付近の某サーフ。波打ち際のシャローには常夜灯の明かりが効いていて、砂地のボトムにはウィードが高密度で生えている。所々岩も入っている。
いつもは、明かりの効いたシャローでジグヘッド単体(ジグ単)やプラグの巻きの釣りをして、20cm前後のメバルを釣っているポイントだ。

今回久々にこのポイントを訪れたこともあり、まずは様子見。今まで通り明かりの効いたシャローを、実績のあるジグ単でただ巻きして広く探ってみる。同行の3人も、それぞれジグヘッド(やイソメ)で狙う。


○(私の)タックルセッティング

リグ:エコギア メバル職人 パワーシラス2inch ピンクグロウ +尺ヘッドR 0.9g
ライン:pe0.3号 6ポンド + リーダー フロロ6ポンド
ロッド:ブリーデン グラマーロックフィッシュ TX78M
リール:アブガルシア レボALX 2000SH



立ち位置から扇状にトレースコースを変えて投げ込んでみる。それぞれのトレースコースごとに、2カウント、4カウントの2パターンの深さを巻いてみる。タイミングは中潮の上げ。まだ潮位が低いからか、反応は得られない。


次に、サーフに突き出た堤防の沖側に移動し、明かりが届かずより水深のある場所を同様に探ってみる。(同じリグだが、カウントは少し深めにして。)潮も上げの動きが効いてきたようで、良さげな雰囲気。水も良い。

すると、あるコースをトレース中にショートバイトがあった。アワセを入れたが、一瞬重みを感じたものの乗らず。



今度は同じリグを、アタリがあったコースのボトムまで沈め、ステイ&トゥイッチで探ってみる。時折ウィードに引っ掛かるが、リグが軽いのですぐに外れる。


ウィードをクリアしたスポットでは念入りに魅せる。すると、「モゾッ」っとリグが押さえ込まれるような感触。軽く竿先で聞くと、何となく生命感を感じる。すかさずスラッグをとってスイープにアワセ。今度は掛かった。

20cmちょいのメバルかな、という引きで、すんなり手前まで寄ってきたが、手前で急に強烈な引き。私が立っている堤防下の障害物に潜ろうと突進する。前回の29cmもそうだったが、良型のメバルは最後の粘りが凄い。ラインセッティングは強度十分なので、こちらもひたすらリールを巻いて対抗する。やっと水面に浮くと同時に一気に抜き上げた。


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メバル26cm (2018.1.20 3:45am 中潮 上げ潮 三浦先端付近の某サーフ)


今回は26cmのメバル

このポイントはこれまで何度も通ってきたマイポイントだが、これまでの最大サイズは23cm止まりただった。これまでと今回で、何が違ったのか?


①明かりが届かない場所、②ボトム。


①明かりが届かない場所
今回釣っていたのは、普段釣っている明かりが効いたシャローのさらに沖側で、明かりはほとんど届いていない。水深もさらに深い。


②ボトム
これまでと同様の表層~中層の巻きの釣りで反応があったスポットで、フォローとしてボトムの(巻かない)釣りを展開した。これで魚を釣ることができた。



こじつけかもしれないが、前回29cmメバルを釣ったときと①②の条件が共通している。


季節、潮回り、ベイトなどの状況によって色々変化はあるだろうが、良型メバルを釣るためのキーワードとして、①明かりが届かない場所(暗(くて深)い場所?)、②ボトム、の2つが重要である可能性は高いかもしれない。



今後も色々なポイント・状況で検証してみたい。

一緒に釣っていた友人は、1人が15cmくらいのメバルを1匹キャッチしたものの、2人はノーフィッシュとなってしまった。次回に期待したい!



○おまけ
上の魚を釣った後、潮位が大分上がってきたので、立ち位置をサーフに移して明るいシャローを狙った。


○タックルセッティング

リグ:バスデイ S.P.M.75
ライン:pe0.6号 12ポンド + リーダー フロロ12ポンド
ロッド:ヤマガブランクス ブルーカレントBLC-72/C
リール:ダイワ 04セルテート2500 (RCS 2508スプール)



着水後すぐに立ち上げてただ巻きしてくると 「ガツンッ」。
下から食い上げるような威勢の良いバイト!

サーフのブレイクにPEラインを擦らないように、強いタックルセッティングを活かして一気にランディング。
写真は撮り忘れましたが、20cmそこそこの、「普段サイズ」のメバルでした。


ハードプラグのダイナミックなメバリングも、楽しい。


とはいえやはり、明るい場所ではなかなかデカメバルは釣れないのか。。